最上階のお部屋には、「音が静か」「景色が良い」などの大きなメリットがありますが、同時に「暑い」「家賃が高め」など注意点もあります。以下にメリット・デメリットをわかりやすく比較してまとめます。
最上階のメリット
① 上の階の足音がない
- 上に人がいないため、天井からの生活音のストレスがゼロ。
② 日当たり・風通しが良い
- 遮るものが少なく、明るく風通しの良い住環境が得られる。
③ 虫が出にくい
- 地面から遠いため、ゴキブリや蚊などが上がってきにくい。
④ 景色が良く、開放感がある
- 周囲の建物より高く、眺望が良好な物件が多い。
⑤ 防犯性が比較的高い
- 1階に比べて外からの侵入がしにくい(ただし油断は禁物)。
\ 地域の住みやすさ /
最上階のデメリット
① 暑くなりやすい
- 屋根からの熱が直接伝わりやすく、夏は特に室温が上がりやすい。
② 家賃や管理費が高め
- 同じ間取りでも、眺望・日当たりの良さで上層階ほど賃料が上がる傾向。
③ エレベーター待ち&止まらないと不便
- 高層階ではエレベーター渋滞や時間ロスが気になることも。
- 低層階用の物件だと階段移動が負担になる。
④ 上階に設備(機械室・屋上)があると騒音の可能性
- 給水ポンプやエレベーターモーターの音が聞こえる場合も。
⑤ 雨や風の影響を受けやすい
- 強風時に窓がガタガタしたり、雨音が大きく響くことがある。
最上階が暑くなる理由
- 屋根からの熱が直接伝わる
- 最上階のすぐ上は屋根なので、日差しの熱が天井を通して室内に伝わりやすいです。
- 空気がこもりやすい
- 熱は上に上がる性質があるため、建物内でも上階ほど気温が高くなりがちです。
- 断熱・遮熱が弱い物件もある
- 築年数が古い建物や断熱材が少ない物件では、熱がこもりやすくなります。
最上階の防犯対策
1. 窓やベランダの施錠を徹底する
- 最上階でも「無施錠の窓やベランダ」が一番狙われます。
- 外出・就寝時は必ず鍵をかけましょう。
2. 補助錠や防犯グッズの設置
- サッシ用の補助錠、窓用センサーアラーム、防犯フィルムなどがおすすめ。
3. 室内に光や音を残して外出する
- 人の気配を見せる(タイマーで照明ONなど)ことで空き巣予防になります。
4. 人感センサー付きのライトを設置(ベランダなど)
- 侵入者を威嚇し、周囲に異変を知らせやすくなります。
5. 屋上や非常階段へのアクセス制限があるか確認
- 内見時に「屋上にカギがかかっているか」などもチェックしておくと安心。
最上階のお部屋まとめ
最上階のお部屋は、上階の生活音がない静かな環境や、日当たり・眺望の良さなどが魅力の人気フロアです。周囲に視線を遮られることが少なく、開放感があり、風通しも良いため快適に感じやすい傾向があります。また、虫が出にくいという点も、衛生面を重視する方にとっては大きなメリットです。
一方で、屋根からの熱が直接伝わるため夏場は暑くなりやすいのが注意点。建物によってはエアコンの効きに差が出ることもあります。また、エレベーターの待ち時間や停電時の階段移動など、日常生活で不便を感じる場面もゼロではありません。さらに、景色や快適さが評価されて家賃がやや高めに設定されていることも多く、予算とのバランスも考える必要があります。
総合的に見ると、静かな環境で日当たりや景色を重視する方にはおすすめですが、暑さ対策や移動の手間を許容できるかがポイントとなります。
お部屋探しでお困りの方へ
LAKIA不動産野田阪神店は大阪市内の最新の賃貸情報(マンション・アパート・戸建)をお届けしています。
任せてよかったと納得、安心していただけるお部屋探しのサポートを提供させていただきます。
ご希望のお部屋がホームページに掲載されていない場合でもご安心ください。家主様のご都合でインターネットに掲載できないご希望エリアの物件をご紹介させていただきます。
「賃貸・売買で契約の事がわからない」「遠方で来店ができない」「初期費用を抑えたい」等のお悩みはお気軽にご相談ください。